母「え?嘘でしょ?なんで…」



あたしは病院で言われた事を母に伝えた。





咲「…だから治療をしないと、あと半年も生きられないみたい………ははっ…なんか笑っちゃう……
だってあたしこんなに元気だよ?
なのに……もうすぐ死ぬって…っ
……お母さんっ…あたし…やだよ……っ」



母「咲っ……ごめんね…お母さん何してあげればいいか分からない……でも頑張って治療しよ?
だって個人差があるんでしょ?何年も生きられる可能性もあるんだから!絶対諦めちゃダメだからね?」



咲「うん…ありがと……そうだよね!あたし治療受けるよ…」



母「よし!じゃあ今日はもう寝よっか!あ、咲は春輝君帰るの待つ?」



咲「うん。ご飯も作ってあげるから。
お母さん、春輝にはまだ言わないで?今度の休みの日にゆっくり話すから…」



母「分かった。お母さんも帰ったらお父さんと話すね。…じゃあおやすみ」



咲「おやすみ」





あたし本当にガンなのかな…だって一回倒れただけだよ?
信じられないよ…っ


死にたくないよ…っ
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