愛を求めすぎて
勉強が終わって携帯を見ると光輝からメールがきていた。
光輝:《ちょっとお願いあるんだけどいい?》
お願い?
《うん!》
そう送って何分かしても返ってこなかったから、お風呂に入った。
お風呂につかりながら、光輝からのお願いってなんだろう?
って考える。
もう少しで大会だし・・・応援して。とか?!
「きゃはぁーっ!まぢ?」
妄想して浮かれてる。
馬鹿みたいだけど、恋するとこうなっちゃうもんじゃん。
でも反対に、別れて・・・とかも・・・。
私は首をふって両手で頬をたたく。
「んなわけないし。光輝、美羽香のことめっちゃ好きだし~」
そんな独り言を言いながらもわくわくしてお風呂からあがった。