最強ヤンキー少女★
「あぁ。そうだな・・・。ここで話すか?」




パパがそう言うと燵夜が

「俺の家にしませんか?ここじゃあれだし・・・。」


と言って部屋まで案内してくれた。




燵夜の家は全部モノトーンでまとめてあってすごくキレイだった。
燵夜のイメージからするともっと明るい色の家具とかで
部屋は散らかっているんだろうと思っていたのに・・・。


あたしとパパが部屋の観察をしていたら
いつの間にかキッチンに移った燵夜に声をかけられた。



「今お茶出すんでどっか座って待っててください。」




燵夜って意外としっかりしてるんだなぁ。
礼儀もちゃんとしてるし・・・




あたしとは大違いだ。
あたしは礼儀もなってないし片付けも苦手だし・・・。
まぁ料理だけは得意だけどね
きっと燵夜のほうが上手そうだけど



頭の中で色々考えていたら
パパが小さな声で話しかけてきた。



「なぁ・・・。あいつ燵夜っていうんだっけ?」



「そうだよー。水城燵夜。」




「燵夜ってしっかりしてるんだなぁ。
燵夜になら安心してまかせれるかも・・・。」




パパも同じこと考えてたみたい。




「うん。安心していいと思う。」





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