hand
それからというもの、あたしは変わらない毎日をすごしていた。
いつも一緒に居たアケミはクラスの嫌われ者で、あたしとマミは少し距離をあけながらも仕方なく一緒にいた。

「席替えしたいなぁ…」

「南、1番前だもんねぇ」

「しかも真ん中!!マミは窓側だからいいなぁ…」

そんなことを話していたら、チャイムがなった。
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