冷血がーるの恋物語。





「くどいてねーよ!」




こうやって笑顔を見せるのも、きっと何かを隠しているから。





「…お前さあ、何か勘違いしてねーか?」




からかう友達を制してから大河はぼそっと小さく呟いた。




「何?」





「…なんでもない。」





本当に、読めない。



首を一捻りしたところで。



再び大河に問われる。







< 20 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop