アイマイ上司の胸のウチ
曖昧なりに…?



「ねぇ、もう一回シナイ…?」


シーツに包まりながら、嬉々とした表情で俺に抱きついてくる女。




再び身体を弄り始めた彼女に反して、既に冷めきっていた俺がいた・・・





セックス後の一服こそが、何よりの至福の時――




そんな楽しみを阻害されてしまった事に、興ざめもいいトコロ。



さっきまで性欲を吐き出していた相手に、一気に嫌悪感が立ち込める。




「いや…、明日も仕事だし帰るわ」


強引に身体を引き剥がして、ベッドから起き上がると着替え始めて。



「っ、ちょっと!」


「それじゃあな…」


社交辞令でしかない一笑をお見舞いすると、サラッとホテルを退出した。




< 1 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop