絶対、許せない
「生」
翌日、いつもと変わらない朝が来た。
ただ違うのは、私は死んでいるということ。
私は制服に着替え、玄関で靴を履く。


知沙「いってきます。」

涼太「いってらっしゃい。」


涼太に手を振り、学校へ向う。
久しぶりの制服、学校、行っても私のことは見えないだろうけど…。


自転車で約十分のところに高校がある。
今日は歩いてみる。
前は分からなかった小さな発見がいくつか見つかったりした。


高校に着き、息を飲んだ。
ここに入って、誰かに………誰かに……。

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