絶対、許せない
女の子の叫び声がした。
私は新たな事件が起きたと思い、声のする方へと走った。

ナイフを持った犯人が女の子の頬を切ろうとしていた。



「助……っ!!」

美穂「危ないって」

知沙「じゃあ、ほっとけって言うの?美穂は警察を呼んで。私は犯人を捕まえるから。」

美穂「そんな無理に決まってるじゃない!!」

知沙「無理かどうかはやってみなきゃわからないよ」


私はナイフを持った犯人に素手で立ち向かった。
大丈夫。もう死んでるから。
怖くなんかないよ。


知沙「わあーーーーー!!!」

犯人「何すんだよっ」

知沙「死ね 死ね 死ね!!関係のない人を殺すなっ!!」

犯人「てめえも殺してやろうか?」

知沙「私はもう死んでるんだよ。」

犯人「はあ?」
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