one way HALT
「そんなん当たり前じゃん!」
「私と付き合って…そしたら辛い想いさせないから」
「俺は結維ちゃんが好きなの!結維ちゃんしか考えられねぇし、見えねぇ。」
「そんなの強がりだよ…」
「じゃあ、お前は両想いじゃないのに付き合って嬉しいわけ?それの方が辛くね?俺は辛いから。」
あいつあんな事、思ってたんだ…
「それでもいい…ただ一緒に居たいの。」
里奈ちゃん粘るな~
「そんなの自己満足じゃん、はっきり言うけど俺はお前と付き合うのが辛いから!お前にはこれっぽっちも興味ねぇ」
酷い…
「もぉいぃ…」
里奈ちゃんは泣いたまま去って行った。