十字架の宝石
「その日、私はこの宝石の番人をしておりました。


まぁ、番人と言っても直接其処にいるわけではありません。
遠く離れた所から、モニター等で監視をするのです。



そんな時、一人の女性がこの教会にやって来ました。




まぁ、教会ですから、誰でも来るだろうと思っていました。

でも、その女性がこの教会を出た時・・・もう、宝石はありませんでした・・・」





一人の・・・女性?



女が宝石を持って行ったのか・・・。




「それで・・・この教会に来たわけか・・・・」



俺は、軽く付け足した。




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