いまでもずっと…
「ねぇ愛ちゃん海どこ?」
「あっ光平くんじゃん。うみちんは屋上!」「さんきゅ。」
「うぇるかむ♪」
たったったったっ
ガチャ
「嘘だろ…」
-------------------
「高校一緒だったな」
純平が目の前に居るだけで
頭が真っ白になる。
言ってる事が頭に入らない。
私はとっさに、
「今頃何?二年前急に消えたくせに」
気がつけば純平にきつく酷い事を
言っていた。
何いってんだろ…
「ごめん。急に消えて。俺、ある人に海と別れてくれないと海とヤるって言われた。だから消えた。」
話しが読めないよ。
「誰に言われたの?」
「光平だよ。」
嘘だよ。こんなの。
「光平はそんな人じゃないよ…」
何故か涙が出た。
その瞬間。

ギュッ

抱き締められた。
「純平はなして。」
「いやだ。今度は絶対離さない。俺ずっと海が好きだった。海しかみてなかった。海の事だけ考えてた。海に会いたかった。」
「もう…遅いよ…純平は…ズルイよっ!」
涙が止まらない。

ガタッ

「「えっ…」」
そこには以下にも怒ってる光平がいた。

バンッ

私は思わず純平をつきはなした。
「純平。俺の海に何かようか?」
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop