綴り書き

ようやく落ち着いた車内。
目の前には、
席を向かい合わせた親子が見える。

父に甘え、母に甘え。

二人の小さな女の子は
幸せそうに見える。


そんな光景を見て、
思い出すのは幼き頃の自分。



…よく、
母の里帰りについていったっけ。


脳裏に、幼い自分が甦る。


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