季節のあいだに
「お前っ!ついにあの相澤から呼び出しかよ〜!まじ羨ましいわあ!」

「は〜?相澤って誰だよ。俺知らねえ。」
奈津は知らなかったんだ。

「お前は昔っから鈍いし、そういうことに興味うすいもんな〜。」

「うるせえよっ」

「とにかく、断るなんて馬鹿なまねよせよ!男子みんなから反感かうぞ!」

「知らねえよ。とりあえず行ってくるわ。」


奈津はそう言って、屋上の方へ行った。


もう駄目だ。
奈津、受け入れるに決まってるよ…
< 8 / 24 >

この作品をシェア

pagetop