禁断の惨劇

『俺はマジで言ってる
パソコンの情報であいつの死体は村に埋められているらしい
しかも、その村の住民はあいつの力でみんな狂ってるらしい…
その村の祠に札があり
その札をあいつの死体に付ければ成仏し、高校での惨劇とか止められるらしい』



『その村の話俺も知ってるぞ』


店長が言うならマジなのだろう。


『店長まで…なら信じるぜ!
んで、あいつをぶっ倒してやろうじゃねーか!』


『俺も賛成だ』


『じゃあ決まりだな!
っと…聡!
蓮を呼んでくれないか?
あいつがいると力になる』


『ああ、了解
電話してくるわ!』


蓮…懐かしいな
あいつは今なにしてるのだろうか。


『で、その村にいつ行くんだ?』


『今日』

『……今日かよ!』


『ああ、一刻も早く惨劇を止めたいからな
それに今夏休みだろ?』


『まぁな
聡には言ったのか?』


『言ったら
早く倒してえ!とか言ってたぜ』


あいつらしいな。


ま、そこが良いところなんだが。


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