生徒会長*S
放課後、あたしは生徒会長室に向かった。


あたしの学校には生徒会室のほかに、生徒会長が自由に使うことのできる、生徒会長室という部屋がある。



「しっ・・・失礼します。」


心臓はもうドキドキして、声が裏がえる。



「誰ですか?」


そこにいるのはもちろん瑞城先輩で、いつものように優しい笑顔でたずねる。





「い・・・1年C組の結城澪といいます。」


ヤバイ!緊張する!!



「何の用でしょう?」


「あ・・・・あ・あの!好きです!!いきなり、すみません・・・で・・でも・・・よかったら、付き合ってください!!」


言った・・・




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