生徒会長*S
「澪さん、少しいいですか?」


そう呼ばれ、あたしは生徒会長室に招かれた。



昨日みたいにカーテンも鍵もしめているけれど、瑞城先輩はいたって普通。



ソファに座るように言われ、言われるままに従った。





「フフ・・・澪さんは本当に素直ですね。」

「え?」


「身に危険が感じないんですか?」


そういって、瑞城先輩は笑い、あたしをソファの上に押し倒した。




嘘うそ嘘~~~


頭が混乱する。



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