おてんば×プリンセス★
〜ゼロ〜

「ん…王子もうダメ。」


「はぁっ?何言ってんの?これからだろ?」


「はぁっ、王…子。」


そう言って、女は気を失った。


「ロン。」


俺は、執事のロンを呼んだ。


「ゼロ、毎日こんなにヤって楽しいか?」

ロンは、小さい頃から俺の面倒を見てくれていて、友達みたいな関係。


2人だけの時はタメ口で話すが、2人以外の時は敬語でしかも、最高の執事として俺に接してくれている。


だから、ロンはおれの唯一の友達。


俺の周りには常に人がいるが、全部、俺の将来手に入る"国王"とい権力のためだ。


そんな奴ら、うんざりだ。


吐き気がする。


女もそうだ。


寝る女全部、俺のガキを腹もうと一生懸命。


そんな奴らばっかりだ。


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