再会
「え?」


急な告白にかなり驚いた顔の祐未


「いや…もう好きなんだけど…」


「あ、ありがと…」


祐未が照れながら下を向く


「じゃ、俺と?」


「うん…私で…いいのかな?菜乃花いるし…きっとご両親から反対されるんじゃ…」


俺は祐未の手を放して頭をポンポンした


「大丈夫!俺、菜乃花好きだし、次男だし、親は俺のこと諦めてるからさ」


「でも…」


「何か心配?」


俺は歩きながら、祐未の顔を覗き込んだ





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