再会
「ありがとう…コレ、原田さんの部屋に置いててくれる?」


「圭介!」


俺は無理矢理、圭介と呼ばせようとした


「欲しかったけど、家では使う時ないから…け、圭介の部屋に…いい?」


その時、昔の様な意地悪な俺が顔を出した


「わかったよ!じゃ、祐未が俺の部屋に持って来てよ」


昔よりはソフトになったつもりだけど、大人なんだから、祐未も理解しているだろう?


部屋に来るということは…


つまり…





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