再会
触れるだけの優しいキスだったが、祐未はどう思っただろう


手が早い遊び人


色んなママに手を出すスケベな小児科医


「ごめん…」


唇を離して謝った


「ううん…じゃ、このキャンドル、今度持って行くね」


祐未はキャンドルの入った小さな紙袋を持って、助手席のドアを開けた


俺は車から降りようとしている祐未の手を掴む


「祐未…」


「あ、あの…」


片足が車の外に出た状態の祐未に俺は、再びキスをした






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