再会
交わり
俺は祐未をマンションに案内した


もちろん、俺は祐未を抱くつもりでいたが、菜乃花のお迎えがあるので時間があまりない


今日は紳士的にしよう


「コーヒー入れるから適当に座ってよ」


「うん」


祐未はソファーの端に座って、さっき買ったアロマキャンドルを開けていた


「つけていい?」


「ああ」


「ライター貸して?」


「ちょっと待ってろ」


俺はお湯を沸かしながら、引き出しの中のライターを祐未に手渡した


「ありがと」





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