再会
「祐未…ベッド行かないか?」


俺はそう言って、祐未の返事を待たずに再度キスをした


すぐに唇を離して祐未を見る


「イヤ?」


すると、祐未は首を横に振った


そしてそのまま、祐未の舌を絡める深いキスをしながら、髪を撫でる


俺は祐未をベッドに連れて行き、そっと座らせた


カーテンを閉めて部屋を暗くする


そして、ベッド横の棚の上にある白いネコのぬいぐるみを下に落とし、リビングからキャンドルを持ってきた


遮光カーテンだから部屋は暗く、キャンドルの炎だけが揺らぐ





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