再会
俺はベッドに入り目を瞑った


彼女…ドコに住んでたっけ


最後に会った時に見たカルテの住所は確か…


そんなに遠くじゃなかった


でもこれじゃ、まるで変態みたいだよな


行っても会えるハズもないし、運命ならまたいつか会えるよな


俺はそう言い聞かせて眠りについた


その夜、珍しく夜中に目が覚めた


懐かしい夢を見たからだろう


好きだったアイツに背中を押される夢


俺の恋を応援するとか言って


夢の中にまで出てくるんだから、お節介なところは変わってねぇな


それから俺は、再び深い眠りについた






< 19 / 130 >

この作品をシェア

pagetop