再会
祐未は返事をして、呼ばれたボックスへと歩いて行った


俺は体を傾けて、祐未を目で追う


「な、正彦!ココ、お触りOK?」


「ん?いけないハズだぞ?」


「あのくそジジイ、彩ちゃんの肩、抱いてやがる」


「マジ?」


正彦は振り向いてボックスを見た


オッサンの行為はエスカレートして、手を祐未の太股に乗せている


ガタッ


俺は周りを見ず、立ち上がってボックスへ向かった


「お、おい!圭介?」


正彦の声も耳に入らず、オッサン目掛けて近付いた





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