★甘美な、とろける夜☆―with chocolate cake
一葉が着替えまで済ますと朝御飯は出来上がっていて、先輩は先に食べ始まっていた。
「いただきまぁすっ!!」
「何年ぶりかで、誰かと朝飯食べた気がする…」
一葉が食べ始めると、先輩がしんみりと言うから、とてつもなく寂しい気持ちになりました。
「だったら、一葉が毎日、食べてあげますよぉっ?」
「残念だけど、それは無理だな…。俺、4月からは県外の大学行、って、おい!!
何してるんだっ!?」
「何もしてないですよ?一葉の歯ブラシにぃ、リップにぃ、お泊まりグッズ置いてるんです。
一葉が来れない時、先輩が寂しくないように、うさちゃんも貸しましょうか?」
「お前は…泊まりに来るのに、ウサギのぬいぐるみを持ち歩いてるのか?」
「ハチプーって言います。黄色いうさちゃんだから、ハチプー」
「すっげー、ネーミングだな。犬にライオン丸みたいな…って、そうじゃなくて、俺の話をちゃんと聞いてたか?」
「いただきまぁすっ!!」
「何年ぶりかで、誰かと朝飯食べた気がする…」
一葉が食べ始めると、先輩がしんみりと言うから、とてつもなく寂しい気持ちになりました。
「だったら、一葉が毎日、食べてあげますよぉっ?」
「残念だけど、それは無理だな…。俺、4月からは県外の大学行、って、おい!!
何してるんだっ!?」
「何もしてないですよ?一葉の歯ブラシにぃ、リップにぃ、お泊まりグッズ置いてるんです。
一葉が来れない時、先輩が寂しくないように、うさちゃんも貸しましょうか?」
「お前は…泊まりに来るのに、ウサギのぬいぐるみを持ち歩いてるのか?」
「ハチプーって言います。黄色いうさちゃんだから、ハチプー」
「すっげー、ネーミングだな。犬にライオン丸みたいな…って、そうじゃなくて、俺の話をちゃんと聞いてたか?」