天使の中身は悪魔なお姫様!?
「なんで無理なん??」
亜子はあんまし顔色変えんかった。
「あの人達は・・・がっ」
「こ・が・ね??」
ビクッ!!!!!
木鐘ちゃんが突然震えだした。
木鐘ちゃんの後ろに、ケバい奴らが、いつの間にか立っとった。
「ご・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・。」
木鐘ちゃんが突然泣いた。
なんで泣いてんの??
どうしたん??
こいつらめちゃ笑ってんで??
顔いっこも怒っとらんで??
木鐘ちゃん、こいつらの顔いっこも見てやんのに、声だけで泣くん??
こんなこいつら怖いん??
恐いん??
どがっ!!
「「「っ・・・・・・!!?」」」
ケバい奴らが木鐘ちゃんを蹴った。
一瞬、何がおきたかわからんかった。
俺、歩夢、亜子は息を呑むことしかできん。
「う゛・・・。め、んな、・・・。」
「はあ?!なんて?!全然聞こえんねんケド?!」
「うっ・・・うっ・・・ごめん、なさい・・・うっ・・・ひっく・・・。」
木鐘ちゃんが謝っても、ニコニコしながら、木鐘ちゃんを殴り続けるやつら。
最低や・・・・・・っ!!
最低や・・・・・・っ!!
最低やっ!!!!!!!!!!!!!!
「やめろ!!それ以上やったらお前ら殺「やめーや。」