雨女がくれた恋の奇跡
第3章雨女との出会い
暗い夜道でアジサイの葉っぱから一滴の雨水が私が眠っていた。


水たまりに音を立てて、こぼれ落ちて、ゼリー状の体を小さくして、眠っている私は月の灯りで目を覚ました。


「あぁ月が夜空に浮かんでいる」


私は水たまりの中から水面で揺らめく光る満月を見上げて、


「きれいね」と一言呟き。

梅雨の夜空に久々に浮かぶ満月は光りの濃さを強めて、


一筋の長い光り作り出して、私がいる水たまりを優しく降り注ぐように照らしてくれていた。


私は満月の光りを浴びていると、その光りの強さは私に自在に変身することが出来る能力を授けてくれた。

私は元のゼリー状に姿を変えたり、


人間の女の子にも姿を変身することができる


生命体へと急成長を遂げた。


俺は次の駅で降りて、駅の開設口を通って、やっと俺が暮らす街に帰ってきた。

「夕食をまだ食べてないから、コンビニでも寄って行こうかな」


駅を離れていつも通っている道路沿いにある。


コンビニに立ち寄って、夕食の買い物をしていた。

私は水たまりの中から外に出たくなったから、
私は水たまりの中からゼリー状の生命体の姿で、外に出てきて、人間の女の子に変身をした。


私は街灯が一つポッとついた。


暗い夜道の上に独り立っていた。


「ふぅ〜やっと待ち望んでいた。人間の姿になれたよ」


「雨を降らせたり、月の光りの強さを左右できる。力を持つことができたんだぁ」


「私ってすごいでしょ」


「やっぱりいいね」


「人間に変身するとこうして、カワイイ洋服を身に着けていたり」


「自然と左手に持っていたバックの中にはお財布にメイク道具に携帯電話が入っているから私は不自由しないし」


「人間って発達した生き物だね」
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