雨女がくれた恋の奇跡
「光が今日も元気で、いてくれるようにと元気な声で、おはようと伝えたかったから、電話したんだよぉ」

「アイリおはよう」


「電話ありがとう」


「今日も頑張れそうだよアイリの声を聞いたら、元気が湧いてきたよ」


俺は張りきって、会社に行くために家を出た。


失恋で落ち込んだ気持ちはもう消えた。


アイリと出会ってから、俺の心は変わろうとしていた。


「おはよう綾野」


「おぉ今日はいつもとなんか違うね〜」


「なんかあったの?」


「いゃ・・・別にそんなに変わらないんじゃないですか俺は・・・」


「そうか〜俺から見るとなんかいいことがあったような感じがするけどな〜」


「まぁ〜いいんだお前が元気なら」


作業服を着て、ロッカルームから、出たら立花さんと逢った。


「おはよう島田と綾野さん」


「おぉ立花お前もなんか今日はいつもと違うぞ〜」


「島田そう見える?」


「じつは今日の夜に友達から、合コンに誘われているのよ」


「立花お前が合コン?」


「やめておけ酒に酔ったら、なにを話すか〜」


「バカ〜うるさい」


「上司に向かってなんだよ」


「その口の言い方は!」
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