雨女がくれた恋の奇跡
「俺はお前のことを心配してだな・・・」


「友人として言っているだけだぞ」


争いになりそうだったので、俺は先輩を止めようとした。


「島田先輩やめましょうよ」


「いいじゃないですか」


「立花さんが合コンに行くなら、行かせて、あげましょうよ」


「そうか・・・」


「そうだな。ごめんな立花。お前を無理に止めようとした。俺がバカだった」


「おい!」


「島田。綾野。立花。作業時間だぞ」


工場長が親父ぶりを発揮して、俺たち3人は怒鳴られて、


俺たち3人は謝った。


「すいません工場長」


「すぐ行きます」


「今日は新人が入るから、みんなよろしくな」


「初めてまして、相田と言います。今日からよろしくお願いします」


俺の隣で立っていた。島田先輩の様子が変わった。


「先輩どうかしたんですか?」


「綾野くん俺はあの子に恋に落ちたらしい」と呆然と目を輝かせて、いつもの島田先輩とは違った。


「おい島田。相田くんに作業の手順を教えてやってくれ」


「はい〜任せて下さい!」

「これから、仕事内容を教える島田です。よろしく」

「はい・・・よろしくお願いします・・・」
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