雨女がくれた恋の奇跡
「うちの部下を紹介する」

「島田くんと綾野くんと立花くんと相田くんだ」


「こんばんわ」


「おじゃまします」と俺たち4人は揃って言った。


飲み始めて2時間経って、


「料理はうまいし酒もいいし最高だね」と先輩は酔いながら語った。


「工場長もっと飲んで下さいよ」


「おい島田お前は酔っ払っているぞ」


「大丈夫ですよこのぐらいのことで・・・」とフラフラになっていた。

心配して工場長が「横になれ」と言った。


工場長の奥さんが


「横になりなさい島田さん」と俺に言ってくれたので、


「はい横になります」と言って、


「いびきかいて先輩は寝ちゃった」


「先輩。寝ちゃいましたね」


「島田のやつけっこう飲むんだな」


「あんなに飲むとは思わなかった」


「そうなんですよ。先輩はけっこう飲むもので」と俺は工場長に話した。


俺の話しに工場長は


「それに比べて、綾野はあんまり飲まないなぁ」


「俺はあんまり飲まないですよ」


「私も酔ってきちゃった」と言い始めた立花さんは


「私も寝る」と言って、


先輩の隣で横になってしまった。


「立花さんも寝ちゃいましたね」と工場長の奥さんが言った。
< 62 / 76 >

この作品をシェア

pagetop