雨女がくれた恋の奇跡
「も〜う仕方ないなぁ先輩も立花さんも」


俺は困った顔して、


俺と相田さんは酒は程々にして、工場長と話していた

奥さんのてるみさんに俺たち4人の仕事ぶりを工場長は話し始めた。

「島田くんは上司として綾野くんや相田くんや立花くんを指導する立場なんだ」


「仕事の手順とか部下の指導は立派にこなしているよ」

「へぇ〜島田さんて頑張っているのね〜」納得しながら、てるみさんは工場長の話しを聞いていた。


「それと綾野と立花は同期でうちの会社入ってきて島田の指導のおかげて、今では立派に独りで作業をこなしているよ」

「そうなの偉いわ」

「いえ〜そうでもないですよ」とてるみさんに誉められて、俺はうれしかった。
「相田くんはまだ新人で入って来たばかりなんだ」

「そうです私はまだ入って来たばかりなんです」と相田くんは言った。


「がんばってね」
励ますように工場長の奥さんのてるみさんは言ってくれた。

まだ酒を飲もうとする工場長に


俺は「工場長お酒は程々にして下さいよ」と言った。

「そうよあなた」
妻である私は夫にお酒を飲ませるのを止めさせた。


「あぁ分かっているよ」
工場長はそう言った。


俺は「息子さんの仏壇にお線香あげてもいいですか」と聞いてみた。

奥さんのてるみさんは


「どうぞどうぞ」とよろんで言ってくれた。
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