甘ぃ恋は俺様な君と
「は?!」
「そんな驚くなよー、蜜ちゃんなんか寂しそうだったぞ?」
寂しそう…って
つーか蜜も充の事部屋に上げるなよ…。
俺居なくても上げそうだな。あいつの場合
「知らない」
「何ヤキモキですか??利弥君と蜜ちゃんが付き合ってるって噂が流れたもんだから」ニヤリッ
ムカ…
こいつ埋めてもいいかな?
「知らない」
「まぁまぁ、気にするなよ!あ、そー言えば、蜜ちゃんと利弥って席隣だよな♪」
充が意味深〜な笑みを浮かべる。
それが何だし。って、え?隣?
聞いてねぇぞ?
「聞いてねぇぞって顔してんな(笑)」
何でわかんだよ、こいつ。
エスパー?
「このまま、蜜ちゃんに寂しい思いさせてっと、利弥に捕られるぞ?」
蜜に限って、利弥を選ぶ事はまず無い。
あんな事あったし…
まぁ…無いって思いたい。
「…知らない」
こーゆーとき素直じゃない自分が嫌だ。
本当は嫌なくせに。
蜜を寂しい思いさせたくないくせに。でも蜜のあの顔見るとイジめたくなる…