甘ぃ恋は俺様な君と

「ななな…何で?!」

と一人パニック。
だって…昨日喧嘩…
あたしが悪いのに…あたしまだ謝ってないし…。

すると佳祐が頭打ったのか、押さえながら、

「蜜…、はよ。つか起きたなら退けよ。」

な?!
いきなり連れて来たの佳祐じゃん!意味わからない…


「はいは…」

グイッ

え。何?

「謝ろうって気は…ねぇのか?」

あ…
謝ろうって気は…あるけど…

「え…あ…るよ?昨日は…本当にごめんなさい」

ペコッと頭を下げて、あたしは謝った。

のに!


「ヤダ」

「はぃ?!」

何でよ?謝ったのに…
仲直りすらさせてくれないの??

と少し目が潤ッて来た。


「キスしろよ」

…はい?


< 122 / 141 >

この作品をシェア

pagetop