甘ぃ恋は俺様な君と

「嫌い?」


そう言う瞳は寂しげで… 何で…?
あたしなんかじゃなくて他の人に聞けばいいじゃん…
他の人なら喜んで好きって言うでしょう?


「え…何で?」


「お前みたいな女…初めてだ…」

ボソッ

とあたしの耳元で囁く。

あたしの体がビクンとする…


「もう一度聞く。嫌いか?」


嫌いも何もないし…


「よく…わからないです…」


すると
フと笑った。


え?何…?
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