甘ぃ恋は俺様な君と

「ダメかな?」

何て眉を八の字にしながら言った。

う…その顔に弱いんだってぇ!!

「わかった、行きますよ」


と渋々あたしは立った。

すると佳祐が耳元で

「最初っから大人しくそうしときゃ良かったんだよ」


と囁いた。しかも、めちゃめちゃ甘ーい声で!ムカつく!!

当然あたしは顔が赤くなり、


「真っ赤!蜜じゃあね♪また明日」

何て麗華は言いやがる…!!

また明日って…、あたし2年になってから授業サボりまくりだし…、少しは受けなきゃなのに!!


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