甘ぃ恋は俺様な君と
SIDE−佳祐−

凄い音がしたから俺は自分の部屋から出て、洗面所に行った。


そこに居たのは、涙目になりながら顔を真っ赤にしている蜜と、座り込んでる利弥。

俺は蜜の顔を見た瞬間何かが切れた。

「お前ら何してんの?」


冷たい声で言い放つ。

「佳…祐?」

そう声を震えながら蜜は言った。



利弥をここまで許せないと思った。

そして、俺は何で部屋に居たんだ。と後悔した。



俺は利弥から部屋を出て行くように言った。


あっさり出て行ったからよかった…


「と…とりあえず服着ろよ」

と言って、俺は洗面所を出た。


< 73 / 141 >

この作品をシェア

pagetop