甘ぃ恋は俺様な君と
「ほら…」
と色っぽい声を出しながら、あたしにスプーンを持たせると、
「…ね?」
とオムライスを一口すくい、
「早く」
と言って来た。
なな…、食べさせてあげる何て?!無理無理!恥ずかしい!!
「あの女!市川様の言う事聞けないの?!」
って声までちらほら聞こえて来た。
仕方なく…
「はい…あーん」
パクッ
は…恥ずかしかったぁぁぁ…!!
「顔真っ赤だよ?」ボソッ
ドキ///!!
な?!耳元で喋るな!耳元…あれ?
今…素だったよね…?
嫌われてないのかな?!食べさせてって言われたくらいだし…
にしても…超心臓がバクバク…
こんなんじゃ持ちません!!
昼休みが終わり、あたしと麗華は教室に戻った。
「充様…」
何て麗華は呟いてる。
充君も麗華の事が気にいったのか、あたしに
『これ、麗華ちゃんに渡しといて!』
って、紙を渡された。