甘ぃ恋は俺様な君と
「どーせ…佳祐の事…」
ん?
今利弥…
「何か言った?」
「別に」
ムカッ!
せめてさぁ、何も言ってないよ?くらい言えないかなぁ!!
「今日はここまで!皆、テスト勉強するように!じゃあ」
テスト勉強…。
嫌だけどしなきゃ…ただでさえあたし…馬鹿だから、追試になっちゃうよ!
そぉと決まれば!とあたしはダッシュで寮に戻った。
1番乗りー♪
と、ドアを開けると
「おかえり」
と表スマイルの佳祐が。
うわぁ…眼鏡超似合ってる…カッコイイ…つか、目悪かったんだ…。
てゆーか早?!しかも…また表スマイル…。王子様的性格…何だ…あたし自惚れ過ぎてたかなぁ…。
佳祐はあたしだけに…って…
「た…ただいま…」