甘ぃ恋は俺様な君と

「よく出来ました」


そう言いながらニッコリ微笑む佳祐。

あ…この顔好きかも…


「ん?!」

激しいキス。
さっきとは全然違うの。

さっきのは触れるくらいのキス。
今は激しくて…何も考えられない…

「…んぅ…はぁ…」

息出来ない!!

「く…るしぃ…ん!」

「喋るなよ」

喋るなよも何も息出来なくて苦しいんだもん!!

それでもまだキスを続ける。

あたしは苦しくて意識が朦朧としてる。


「もう限界か…」

そう呟きながら佳祐はあたしを抱き上げ、部屋に向かった。


え…てゆーか、そっちあたしの部屋じゃない…よ?


ガチャ



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