甘ぃ恋は俺様な君と
彼氏彼女になったのはいいけど…
「おはよう!」
今日もまた朝が始まる。
「おはよう」
そう素っ気なく言う佳祐。
でもいいんだ!
付き合ってるんだもん…?
嬉しいけど…皆には言えないよね…、佳祐は女子皆の王子様らしいし…
バレたら怖いわ…
虐めとか?!
ガラガラ
教室煩いなぁ…
「麗華おはぁ!」
すると煩かったのに、いきなり皆がこっちを向いた。
え…、あたし何かしましたか?!
「蜜おはぁっじゃなくて!ちょっと来て!!」
え…何、もうバレたとか?!
早過ぎ…
しかも皆の視線が痛い、特に女子!!やっぱりバレた?!
「ねぇ、市川利弥が蜜が好きって言ったんだけどどーゆー事!?」
はぃ?
何?利弥があたしの事好き??
「ないない(笑)」
うけるんだけど!無いでしょ!!
笑いながら手をヒラヒラ振った。
マジで無いでしょ。
「マジ何だって、昨日蜜が帰った瞬間、僕川田さんの事好きだから皆協力して?って…」
は?!