Memory's Piece
ブツブツ呟きながら頭の中を整理していたら、ハタッと思いだした。
「......って頼兎、君いい度胸してるよね」
そういえばボク、コイツに首絞められちゃったりとかしたんだよね。
忘れたとは言わせない。というか寧ろ、覚えていなくてもいいから今すぐ謝れ。
「は?」
「このボクの首元掴んだ揚句に人違いぃ?
ルーキーだからってホント、ふざけないで欲しいんだけど!!」
「………あー、はいはい」
そりゃあ、手を出さなかったのは僕だし??ちょっと切られてもいいから話聞きたいな??ぐらいに頼兎のことが気になって手を抜いたのはボクだけど??
それとこれとは話が別だよねぇ・・・・・??
だからキミはボク対してそんな煩わしそうな返事が出来る立場じゃないんですけど!?!?
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