Memory's Piece
そうかそうか。
つまりは、全てコイツのせいか・・・・・・・・!!!!!!!!
そう理解したらなんだか無性に腹が立った。
しかも
「......チッ、妖猫サンかぁ…。
ツイてなぁーいっ......!」
とかブリブリな声で言われたらもう臨界点も突破だ。余裕で突破。
コイツ、殺す。いたぶりつくして殺す・・・・・・!!
「君か、ボクと似た恰好して街中荒らし回ってるアホ猫は」
ニッコリと笑いながらアホ猫をねめつける。
もうボクの神経全てを逆なでする仕草としゃべり方に苛々が積もっていく。
頼兎はもういい。許す。謝らなくてもボクが勝手に許す。
だけど、コイツは殺す。許さん。というか、コイツはボクと対等の位置にもいないゴミ虫以下の存在なんだから殺すともいえない。なんだろう、排除・・・みたいな??
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