ボール
優「ちょっと!華恋!何ボーッとしてんの!部室が音楽室に集まれっていってるよ!」
華「あーごめん。考え事してた。今いく!」
私は急いで音楽室に行った。
音楽室には私と優里以外の部員が集まっていた。
『…すいません。』
「遅いよ!二人とも!座って!」
『…はい。』
「えーっと、今度の定期演奏会のためにミーティングまた開くから各自はなしあわなきゃいけないことをまとめておいてください。」
あー…もうそんな時期か。
時間がたつのははやいなぁ。
「ねぇーねえー私さ!定期公演に和也を呼ぼうと思うんだぁ〜」
嬉しそうに彼氏の話をするのはバスケ部の相澤真実。
真実と私と優里は同じクラスでいつも一緒に行動している。
バスケ部と吹奏楽部はほぼ同時に部活が終わる。
帰り道も一緒なのでいつも3人でかえっている。
真「華恋は誰かよばないの?」
…呼ぶわけないじゃん。
相手いないし…
華「まぁ…うん。私はね。」
真「ふーん。そっか!ねぇっ!新しくできた角の店行ってみない?超いきた〜い!」
真実って、
気分屋っていうか・・
マイペースっていうか・・
優「相変わらず、真実は食欲旺盛だね…まぁー時間あるし、いっか!」
真「わーい!」
私に男なんていらない…
こうやって友達と
馬鹿みたいに騒ぐ方が好き。
そう、思ってたよ…