leave恋
「俺と付き合え」



「はっ?なんなのその命令口調!!!」



「俺と付き合って」



「無理!!!絶対ね!!」



私は叫び声のように声を上げた



「じゃあ俺はお前を落とす」



「私あんたみたいなたらしは嫌いなの。絶対落ちないから」



私たちは目と目を合わせ話していた



「じゃあ勝負。俺がお前を落としたとき、お前は俺と付き合う。お前が勝ったら言うこと聞いてやる」



「いいよ。負ける気しないから。」



「じゃあ今から。ゲーム開始」



こうして私たちのゲームが幕を開いた



私はこの時から村上が好きだったと思う



意地を張っていたんだ…



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