leave恋
次の日



放課後になり私が帰ろうとした時



先生に居残りと言われうだうだ先生を待っていた



「あっ…」



こないだの人だ…



お互いなにも話さず黙ったまま



「お前ら課題やったか」



先生はいきなり教室に入ってきた



私は課題を机の上に出した



隣のやつも



「崎田合格。お前不合格」



先生は隣の奴をパコンッて叩いていた



「なんでですか」



「お前の字じゃないから」



「…やいんや」



「まぁいい。また今度課題出すから」



「もう帰っていいぞ」と先生は教室を出ていった



私も教室を出ようとした




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