恋光をさがして~番外編~


「わかったわ」


3人の目がキラキラ輝く。


「その代わり、駅前のケーキ奢りなさいよ」


「「「えーーー!!」」」


「レポート見るの?見ないの?」


「「「み・・・見ます」」」


こんなやりとり、今までしたことなかった。


今までの私なら、作った笑顔でレポートを渡してたと思う。


こんな風に意地悪っぽくなれるのも、美鈴たちのおかげね。


「麻美」


「何?」


「レポート、サンキューな」


ポンポンと優しい大きな手。


心臓がとくんとくんと動き始める。


ちょっとクール、でも優しい。


そんなあなたに、私は今日もときめきをもらってるわ。



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