デスゲーム
~真実~
薄暗いが、大きな部屋だと分かった。螺旋階段があり、大きなカウンターもある。
見渡していると後ろの扉が大きな音を立て閉まった。
「柊?ここどこだよ。……泣いてんのか?」
離れた位置にいる柊は俺の方を向いて泣いていた。顔を上げ唇を噛み締めながら。それでも涙はボタボタと落ちていく。
「清水君ごめんなさい。巻き込んで、…本当にごめんなさい」
「何を言って…」
「ギャーーッッハッハアァー!!」
俺の声はその甲高い声で遮られた。
「ッ!?何だよ……あれ」
声の主は人間…じゃない。切り刻んだような赤黒く長いコートを被り、足はなくフワフワ浮いていている。その姿はまるで死神のよう。
顔はフードで隠れて口元だけが見える。コートから出る腕から下は両手とも陶器みたいな材質。人間でいう骨が丸見えの状態だが、指が異常に長い。
コートに付いている無数のアクセサリーがジャラジャラと擦れた。
「柊ィーー。よくやったァー☆。こいつを連れてきてくれて俺様は嬉しいゼェ?ヒャヒャ」
見渡していると後ろの扉が大きな音を立て閉まった。
「柊?ここどこだよ。……泣いてんのか?」
離れた位置にいる柊は俺の方を向いて泣いていた。顔を上げ唇を噛み締めながら。それでも涙はボタボタと落ちていく。
「清水君ごめんなさい。巻き込んで、…本当にごめんなさい」
「何を言って…」
「ギャーーッッハッハアァー!!」
俺の声はその甲高い声で遮られた。
「ッ!?何だよ……あれ」
声の主は人間…じゃない。切り刻んだような赤黒く長いコートを被り、足はなくフワフワ浮いていている。その姿はまるで死神のよう。
顔はフードで隠れて口元だけが見える。コートから出る腕から下は両手とも陶器みたいな材質。人間でいう骨が丸見えの状態だが、指が異常に長い。
コートに付いている無数のアクセサリーがジャラジャラと擦れた。
「柊ィーー。よくやったァー☆。こいつを連れてきてくれて俺様は嬉しいゼェ?ヒャヒャ」