デスゲーム
「分かってる。分かってるけど…」
柊を傷つけることなんてできねえ。どうすればいい。
「清水君っ!」
柊を見るとその瞳には強さがあった。今の俺の瞳には無い、或いは程遠い強さが。
「清水君大丈夫だから。約束したよね、耐えるって。だから私に構わないで。お願いします」
約束したけど、簡単にできるかこんな事。でも負けて俺と柊が死ぬのはもっと嫌だ。
「くそっ、2歩進め…」
『1P』と書かれたマス。
「ケケッ、『左腕殴打』か。ヨッ」
レインが人形の左腕を金槌で殴る。
「ぐっ、つぅ~…」
「柊!大丈夫か!?」
「大丈夫!!気にしないで…。もっと強いのでも……いいから」
強がりやがって。痛みが顔に出てる。不安になるだろうが。
「ア、そうそう。タイムは3回まで可能ダカラ☆」
後から後からルールを継ぎ足すなよ死神のくせに。
「クククッ、俺の番か。4歩進め」
そこには『7P』の文字が。氷室の人形が進める範囲で最高のPのマス。
「イイネェ氷室は。このゲームの最高Pは10P、覚悟はいいな?いくぜ☆」
文字が、変化する。
柊を傷つけることなんてできねえ。どうすればいい。
「清水君っ!」
柊を見るとその瞳には強さがあった。今の俺の瞳には無い、或いは程遠い強さが。
「清水君大丈夫だから。約束したよね、耐えるって。だから私に構わないで。お願いします」
約束したけど、簡単にできるかこんな事。でも負けて俺と柊が死ぬのはもっと嫌だ。
「くそっ、2歩進め…」
『1P』と書かれたマス。
「ケケッ、『左腕殴打』か。ヨッ」
レインが人形の左腕を金槌で殴る。
「ぐっ、つぅ~…」
「柊!大丈夫か!?」
「大丈夫!!気にしないで…。もっと強いのでも……いいから」
強がりやがって。痛みが顔に出てる。不安になるだろうが。
「ア、そうそう。タイムは3回まで可能ダカラ☆」
後から後からルールを継ぎ足すなよ死神のくせに。
「クククッ、俺の番か。4歩進め」
そこには『7P』の文字が。氷室の人形が進める範囲で最高のPのマス。
「イイネェ氷室は。このゲームの最高Pは10P、覚悟はいいな?いくぜ☆」
文字が、変化する。