デスゲーム
―加速―
「2歩の先の『2P』のマスだ」
「また『殴打』か。ギャハ☆」
右肩に痛みが走る。柊はこれ以上の苦痛を受けていたんだ。このくらい訳もない。
「現在6ターン経過で22対26、清水の優勢か。ソウダ、あと5ターンで終わりにするか☆」
また唐突な。ルールをどんどん増やすなよ。
「ソレに伴い俺様からボーナスを与える。一回だけ、止まったマスに願いを付けてヤル♪」
自分の好きな、特殊なマスを作れるのか。勝敗を分ける、大きな鍵となるマスだ。
「レイン、話しはそれだけか?…なら俺の番だな。タイムだ」
氷室はゆっくりと俺のテーブルに近付いてきた。
「清水、そんなにそこの女が大切か?どう見てもクズだと思うが」
「何が言いたい?」
すると俺達の人形を激しく握り始めた。体を縛り付けられる感覚が襲う。
「俺には理解できない。そんなにそいつが大事ならさあ、こうしたら……どうする!?」
目を疑った。この最低な奴は、人形の右腕を引き契った。
その瞬間、激痛が右腕に走る。今までに経験したことがない、言いがたい痛みが。
「くそっ、何を!?」
「ハハハ、怒れ、憎め。……そうそう、お前はプレイヤーだから無事で良かったな。だが、あいつはどうかな?」
「また『殴打』か。ギャハ☆」
右肩に痛みが走る。柊はこれ以上の苦痛を受けていたんだ。このくらい訳もない。
「現在6ターン経過で22対26、清水の優勢か。ソウダ、あと5ターンで終わりにするか☆」
また唐突な。ルールをどんどん増やすなよ。
「ソレに伴い俺様からボーナスを与える。一回だけ、止まったマスに願いを付けてヤル♪」
自分の好きな、特殊なマスを作れるのか。勝敗を分ける、大きな鍵となるマスだ。
「レイン、話しはそれだけか?…なら俺の番だな。タイムだ」
氷室はゆっくりと俺のテーブルに近付いてきた。
「清水、そんなにそこの女が大切か?どう見てもクズだと思うが」
「何が言いたい?」
すると俺達の人形を激しく握り始めた。体を縛り付けられる感覚が襲う。
「俺には理解できない。そんなにそいつが大事ならさあ、こうしたら……どうする!?」
目を疑った。この最低な奴は、人形の右腕を引き契った。
その瞬間、激痛が右腕に走る。今までに経験したことがない、言いがたい痛みが。
「くそっ、何を!?」
「ハハハ、怒れ、憎め。……そうそう、お前はプレイヤーだから無事で良かったな。だが、あいつはどうかな?」