デスゲーム
「ギャハ☆『片足を失う』か。これで氷室はゲーム終了ダア」
沢村の両足は影となった。人形の足を失った今、氷室に人形を動かす術はない。
「は?まだ続けれるだろ?あの道具は元気だぜ?」
「ケケケ☆人形が進めなくなった以上、ゲーム続行は不可能ダ。墓穴を掘ったナ」
1ターンを残し、氷室はゲーム終了。現在59対50で氷室優勢だが、勝負あったな。
「レイン、『10P』のマスへ。進んだ後、願いとして俺と柊の痛みを全て取り除いてくれ」
「ギャハ☆苦痛は与えない。後で治すカラな。ホラヨ、P獲得。と願いダ」
痛みが消えてゆく。柊の体もすっかり元に戻った。互いの首輪も外れ、柊は鎖から解放された。
「あれ?私……」
「柊、こっちだ」
意識が戻ったのか。呼ぶと柊は駆け寄って抱き付いてきた。
「清水君。いました。やっと会えました」
「オーナー、宣言を♪」
「『デスゲーム』2回戦、『デスライン』の勝者は………59P対60Pで後攻の清水の勝利です」
沢村の両足は影となった。人形の足を失った今、氷室に人形を動かす術はない。
「は?まだ続けれるだろ?あの道具は元気だぜ?」
「ケケケ☆人形が進めなくなった以上、ゲーム続行は不可能ダ。墓穴を掘ったナ」
1ターンを残し、氷室はゲーム終了。現在59対50で氷室優勢だが、勝負あったな。
「レイン、『10P』のマスへ。進んだ後、願いとして俺と柊の痛みを全て取り除いてくれ」
「ギャハ☆苦痛は与えない。後で治すカラな。ホラヨ、P獲得。と願いダ」
痛みが消えてゆく。柊の体もすっかり元に戻った。互いの首輪も外れ、柊は鎖から解放された。
「あれ?私……」
「柊、こっちだ」
意識が戻ったのか。呼ぶと柊は駆け寄って抱き付いてきた。
「清水君。いました。やっと会えました」
「オーナー、宣言を♪」
「『デスゲーム』2回戦、『デスライン』の勝者は………59P対60Pで後攻の清水の勝利です」